1. DXの最大の敵は「感情」?いいえ、味方は現場にいました。
「若手が勝手に何か始めた」と思われないために、僕が最初にしたのは**「アンケート」**でした。
現場のみんなに、日々の業務で何が一番手間かを聞いてみたんです。すると、なんと8割の人が同じ悩みを抱えていました。 「正論」を押し付けるのではなく、「みんなが困っていること」から始める。これが、現場に受け入れられるための最初のハードルでした。
2. 「上司」と「会社」の追い風を味方につける
運が良かったこともあります。ちょうど会社全体で「DX推進」の旗を振っていた時期でした。 そこに加えて上司の強力な後押し。
自分一人の力で壁を突破するのは大変ですが、「会社の方針」と「現場の悩み」が一致する場所を見つけられたのが、大きな勝機でした。
3. 「完成品」ではなく「製作途中」を見せまくる
開発中、僕は何度も現場に足を運び、作りかけの画面をベテランさんたちに触ってもらいました。
「これ、ボタン小さくて押しにくいな」 「ここの項目、いらないんじゃないか?」
そんなフィードバックをもらうたびに修正する。僕が作ったのではなく、「みんなと一緒に作り上げている」という感覚を持ってもらうことを一番大切にしました。
4. 完成して終わりじゃない。「声」を拾い続ける姿勢
リリース後も、「使用感アンケート」のフォームを作って、改善し続けました。 「作ってやったから使え」ではなく、「より良くしたいから教えてほしい」という姿勢を崩さないこと。
その結果、これまでの「作業」が「感謝」に変わりました。 自分のための効率化ではなく、**「誰かのための改善」**をして、「ありがとう」と言ってもらえた。23歳の僕にとって、それはどんなスキルアップよりも嬉しい経験でした。

5. まとめ:DXは、現場の人を「主役」にすること
DXは、新しいシステムを導入することではありません。 現場の困りごとに耳を傾け、一緒に解決策を探り、みんなを少しだけ楽にすること。
もしあなたが「現場の壁」に悩んでいるなら、まずは隣の席のベテランさんに「何が一番手間ですか?」と聞くところから始めてみてください。

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